■旅日誌
[2018/7] 木曽路満喫号に乗る旅
(記:2020/9/19)
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長期間のお出掛けが厳しいので、今回も息抜き程度にぷらっとまわってきました。そろそろ終焉が近いのではないかと囁かれてる189系ですが、臨時快速・木曽路満喫号として長野から篠ノ井線を経由して中央西線に入るとかで、物珍しさも手伝って乗りに行くことにしました。
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 日帰り
ルート概略
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長野、木曽路満喫号、中津川
とはいうものの、目をつけるのはみんな一緒のようで、そうそう簡単に指定が取れるものでもなく、結局10時叩きにも参戦できず…。その後も空きが出ないか様子をみていたが、そんな都合がいいわけもなく半ば諦めかけてところ、これで最後と前日深夜に照会をかけてみたところ、2回目のアクセスで残席1を発見。いつものように、勢いで予約を入れたのはいいけど、、、早朝の新幹線で追い着くことがわかりひと安心。急遽、遠征に向かう。
木曽路満喫号・189系
北陸新幹線金沢まで開通して下りを利用するのは初めてだったが、自由席のある6時台のはくたか長野に着いたのは朝の8時、ちょうどいいタイミングで、お目当ての木曽路満喫号乗り継ぎをする。これが最後に残ったN102編成、おはようライナーや臨時列車で細々と活躍してきたが、引退もそう遠くはないはずだ。(後日談:残念ながら、2019年6月に引退することになりました。)慌ただしくも、運よく手に入れた席に着き、あらためて車内に目をやると、国鉄時代の雰囲気が色濃く残り、まるでタイムスリップしたかのよう。臨時快速は定刻で長野を出発、今日はこれから篠ノ井線を経由し中央西線を目指していく。
木曽路満喫号・189系
イベント色が強い列車だったので、車内はどことなくそわそわした空気に包まれていていた。姨捨駅でスイッチバックして停車、天気もよく、素晴らしい景色を眺めながら過ごす時間はどこか贅沢にも感じる。この列車は、塩尻を境にJR東日本からJR東海に引き継がれるのだが、2社が連携するというのもこの手の企画にしては珍しいのではないだろうか?途中停車駅での地元のお出迎えここぞとばかりに開催されるゆるキャラ祭り車内でのお土産の配布やJR東海の乗務員による応対など、乗ってて飽きが来ることはない。
木曽路満喫号・189系
その後、木曽福島南木曽停車して、この列車の終点中津川まで乗り通すことなった。4時間弱の列車旅は、あっという間に終了。ASAMAのロゴが入ったN102編成が"越境"するもそうそうあることではなく、暑い中あちこちで撮り鉄さんが、頑張ってる姿も見られた。列車はというと、午後も木曽路満喫号として長野へ向けて折り返していくのだが、今日はこのまま中津川から中央線を先に進み、名古屋へ抜けることにしている。
木曽路満喫号・189系
今日最後の行程は、先月に引き続き名古屋からこだまでちまちま戻ることにしている。そういえば、本当に何もしないで乗ってるだけの旅というのも久々だったかな?小腹がすいたので新幹線ホームできしめんをすすりながら、そんなことを考えていた。
木曽路満喫号・189系