■旅日誌
[1997/12] 目指せ北関東
(記:2003/4/8 改:2024/1/1)
(記:2003/4/8 改:2024/1/1)

休暇を取っていなかったので久しぶりに無意味な休暇を取って近場をまわってきました。近場といっても決してご近所ではなく、1日がかりのお出掛けになってしまうところを狙ってのことです。特に用事があるわけでもなくわざわざ出向かないと行かないようなところばかりでしたので、思い切って行ってみることにしました。
日帰り
何の根拠もないが、常磐線に乗るだけでとても遠くに来たような気がする。もちろん自分の生活圏から縁遠いのが理由だが、それにしても遠いい。まずは地下鉄などを乗り継いで北千住に出てきた。一旦改札の外に出て切符を買い替えることにする。乗り慣れないこともあってか、構造が分からないほど東武線が何階にも幅を利かしている。何しろ図体のデカイ建物の印象が強い。利根川を渡ったところが取手である。これまで降りたことがなかったので分からなかったが、ちょっとした都会の駅の様相だった。先を急ぐので関東鉄道の乗り場へ向かうことにする。そういえば、昔ブレーキ故障か何かでオーバーランしたのはここの駅じゃなかったけ??なんてことを考えていたら突然携帯が鳴った。何か厄介なことが起きてるらしいが意識して冷たく対応する。折角のオフをぶち壊されてはたまらない。普段の鬱積も手伝ってか「今日は何を言われても無駄なんだよ!」と強調しておいた。(笑)
関東鉄道は地方私鉄といえばそうかもしれないが、朝夕ラッシュの風景を見ると決してのんびりとした田舎路線ではないことが分かる。とっくに電化されていてもいいようだが、筑波の電波観測か何かの影響で電化しないでいると聞いたことがある。常磐線の交直切替えポイントも似たような理由でいまの場所に落ち着いたと聞いたような気がする。方向幕は下館行きとなっているが、実際には水海道までしか行かない、、、が、下館行きに接続するからそこで乗り換えろ、ということを意味してるのを後から知った。水海道の手前の車両基地らしきとこで一旦停車する。不思議だなと思ったら乗務員が交代した。あまり乗ってる人のことを考えてないように思うが、どうなんでしょう??かなり古そうな車両から新しい目の車に乗り換えたが、2両から1両に押し込められたのでちょっと窮屈に感じる。独特の形をした筑波山の山頂を確かめながら関東平野の隅っこをさらに北上した。この先に、筑波鉄道が土浦から北上するルートを通っていたが随分と昔に廃止されてしまった。写真でしか見たことがないがとても雰囲気のある路線だったように思う。
下館からは真岡鉄道に乗り継いで更に先を目指す。しばらく時間が空いているので軽く何か食べておくことにする。真岡鉄道は三セク転換路線だが、SLを走らせたりと結構有名なところでもある。(後日談:その後SLに乗る機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)ただ、普段の運用についてるのはごく普通のレールバスのようなものだ。沿線の風景はどことなく埃っぽいようにも思えたが、先に進むにつれ緑が多くなってきた。終点の茂木は結構立派な駅構えをしておりここで宇都宮行きのバスを待つ。今朝方、ああは言ったもののちょっと心配になったので、適当な人間にこそっとTELをしてみた。なかなか割り切れない自分がここいた。
宇都宮までは右に左に工業団地のようなところを何箇所か経由していき、どこをどう通ったかさっぱり分からなかった。JRの宇都宮駅で大半の人が降り、更にここから東武宇都宮駅まで向かう。東武宇都宮線ももちろん未乗路線だったのでついでといっては何だが、やっつけておくことにした。夕方、下校する学生が目立つような時間になってきているのだが、1時間に1、2本程度しかなく、改札口の前で出札の開始を待っていた。同じ東武でも東京に近いところと随分とイメージが違う。メッシュで広い地域をカバーしてるので、都会も田舎もどちらも東武の顔と言えよう。関東の私鉄には珍しいが、そこが少し面白いかもしれない。まだまだ未乗区間も多いので、もう少し"田舎"の方を攻めてみたいと思った。(後日談:その後開業した宇都宮ライトレールに乗ったときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
関東鉄道は地方私鉄といえばそうかもしれないが、朝夕ラッシュの風景を見ると決してのんびりとした田舎路線ではないことが分かる。とっくに電化されていてもいいようだが、筑波の電波観測か何かの影響で電化しないでいると聞いたことがある。常磐線の交直切替えポイントも似たような理由でいまの場所に落ち着いたと聞いたような気がする。方向幕は下館行きとなっているが、実際には水海道までしか行かない、、、が、下館行きに接続するからそこで乗り換えろ、ということを意味してるのを後から知った。水海道の手前の車両基地らしきとこで一旦停車する。不思議だなと思ったら乗務員が交代した。あまり乗ってる人のことを考えてないように思うが、どうなんでしょう??かなり古そうな車両から新しい目の車に乗り換えたが、2両から1両に押し込められたのでちょっと窮屈に感じる。独特の形をした筑波山の山頂を確かめながら関東平野の隅っこをさらに北上した。この先に、筑波鉄道が土浦から北上するルートを通っていたが随分と昔に廃止されてしまった。写真でしか見たことがないがとても雰囲気のある路線だったように思う。
下館からは真岡鉄道に乗り継いで更に先を目指す。しばらく時間が空いているので軽く何か食べておくことにする。真岡鉄道は三セク転換路線だが、SLを走らせたりと結構有名なところでもある。(後日談:その後SLに乗る機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)ただ、普段の運用についてるのはごく普通のレールバスのようなものだ。沿線の風景はどことなく埃っぽいようにも思えたが、先に進むにつれ緑が多くなってきた。終点の茂木は結構立派な駅構えをしておりここで宇都宮行きのバスを待つ。今朝方、ああは言ったもののちょっと心配になったので、適当な人間にこそっとTELをしてみた。なかなか割り切れない自分がここいた。
宇都宮までは右に左に工業団地のようなところを何箇所か経由していき、どこをどう通ったかさっぱり分からなかった。JRの宇都宮駅で大半の人が降り、更にここから東武宇都宮駅まで向かう。東武宇都宮線ももちろん未乗路線だったのでついでといっては何だが、やっつけておくことにした。夕方、下校する学生が目立つような時間になってきているのだが、1時間に1、2本程度しかなく、改札口の前で出札の開始を待っていた。同じ東武でも東京に近いところと随分とイメージが違う。メッシュで広い地域をカバーしてるので、都会も田舎もどちらも東武の顔と言えよう。関東の私鉄には珍しいが、そこが少し面白いかもしれない。まだまだ未乗区間も多いので、もう少し"田舎"の方を攻めてみたいと思った。(後日談:その後開業した宇都宮ライトレールに乗ったときの旅日誌はこちらをご覧ください。)