■旅日誌

[2018/8] 横須賀軍港めぐり
(記:2020/9/22)

仕事の方がかなりきつく、先月来、何回かごまかしごまかし遠征を繰り返していたが、今回も強制的にお出掛けしてきました。ゆっくり考える余裕もなく、とりあえず目についたホリデー快速鎌倉号に乗って横須賀へ、その後にいま人気の軍港めぐりをしてきました。
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南越谷、ホリデー快速鎌倉、横須賀、ＹＯＫＯＳＵＫＡ軍港めぐり、米軍横須賀基地

例年にもまして今年も暑い日が続いていたが、いつ心がポキっといっても不思議でない状態にあったので、これは危険ということで、どこでもいいから無理にでもお出掛けすることにした。と言っても何も思いつかず、ホリデー快速鎌倉号の運用から１８５系が外れるということなので、とりあえずこいつに乗ってみることにした。折角なので始発の南越谷から乗り通すことを考えてみたが、一筆書きになるように武蔵小杉駅を避けて南武線の某駅から川崎へ出て上野東京ライン経由で東京へ、その後、京葉線～武蔵野線を乗り継ぐことにした。

土曜日とはいえ、朝の慌ただしい時間帯を縫うようにして臨時快速は定刻で南越谷を出発。このホリデー快速鎌倉は、武蔵野線をしばらく走ると一旦路線図から姿を消して横浜で再び姿を現すことになるのだが、その間は武蔵野南線を走るという変わり種。今日は１８５系Ｂ６編成が充当されていたが、快速なのでいわゆる「乗り得列車」。来月からＥ２５７系・全席指定に置き換わるようで、かなり昔に横須賀色の１１５系に乗ったのはいい思い出だろうか？貨物線の長い地下区間を出て新川崎の脇を通過し、鶴見駅のホームのないところで乗務員交代のためにしばらく運転停車。すぐ横を１８５系・踊り子が通り抜けていくのが見える。何だかんだで、結構人の入れ替えが頻繁にあったが、いい感じで席は埋まっていた。鎌倉にはあっという間に到着、その後、横須賀線に乗り継いで横須賀駅を目指す。

横須賀駅を降りると何やら人が流れがある方向に向かっていた。そうか、今日は海上自衛隊の横須賀地方隊サマーフェスタ２０１８だったか。まったくの偶然だったが、そんな大事なことにも事前に気が付かないとは、、、まったくいまの自分の精神状態を表してるようだった。何はともあれ偶然出くわした機会なので、今日はまず砕氷艦「しらせ」を見学していくことにしよう。早速、しらせに乗り込みに艦内を見学していく。まずはデッキへ出て、艦内の様子をうかがいながら操舵室にも入ってみる。そうだよな、基本的にこの船は世界のどこかで任務についているのだから、こうして一般公開されるのはとても貴重な機会なはずだ。続いて近くに停泊していた潜水艦「せいりゅう」に向かうと、艦内は無理としても背中の部分に立てるというというので列に並んでみた。

さて、こらからが今日のメイン、巷で人気のＹＯＫＯＳＵＫＡ軍港めぐりに向かう。この軍港めぐりというのは、クルーズ船で横須賀港から長浦港を４５分で巡るコースで、まぁ、ひとことで言ってしまえばアメリカ海軍と日本の海上自衛隊の艦船を見てまわるというものだ。文章で書くと高揚感が伝わりづらいと思うが、やはり実物は違うもので、間近に見る艦船や潜水艦は圧巻、同じ艦船にしても護衛艦やイージス艦、また掃海艇のような特定任務にあたるものなど実に様々。もちろん米軍のものと海自のものとでも役割が違うし、何が楽しいって、それら素人にも分かりやすく絶え間なく解説があることだろうか。

特に今日はよこすか開国祭期間中ということもあり、こんなに多くの船が集結しているのも１年のうちそうそうにあることではないとのことだった。ちょっと遠目ではあったが、個人的には空母ロナルド・レーガンが見れたのが一番だったか…。全長３３３メールは東京タワーの高さと同じ、艦載機は７０機程度、乗組員は６０００人にも及び、内部には民間企業であるスタバも営業してるとか…。そう聞いただけで凄！っと思ってしまう。その後、クルーズ船は長浦港の方へ進み、艦船だけでなく海上自衛隊の施設などの案内もあり、予定通り汐入ターミナルへと戻ってきた。

軍港めぐりする直前までは、どぶ板通りあたりでメシ食って帰るつもりでいたが、開国祭に合わせて横須賀米軍基地でもＦｒｉｅｎｄｓｈｉｐ　ｄａｙとして一部開放されるのが分かり、折角なのでそちらにも足を延ばしてみることにした。一般公開向けの入口は三笠公園の方にあり、炎天下の中かなり歩かされたが、基地の中に入ると施設も建物もアメリカの街並みそのもの…。思い起こせば、こうやって米軍施設に入るのは三沢基地以来だろうか。空母ロナルド・レーガンの見学時間がお昼で終わってしまって、特にあてもなく敷地の中を歩いてみたが、楽しみのひとつが食べ物関係、、、行列の露店で売られてるいかにも不健康そうなものでランチにしてみたが、勢いよくかっくらったビールは最高！！ただ、帰りも だらだら駅まで歩かなければならなかったので、実は逆効果だったというは後で気が付いた。（苦笑）

この日の夜には花火大会もあったのだが、あまり帰りが遅くなると翌日に響くので（後日談：残念ながら日曜は朝からずーっと仕事してました。）汐入駅から京急を乗り継いでおとなしく切り上げることに。当初はホリデー快速鎌倉の１８５系に乗ることしか頭になかったのだが、横須賀港での軍港めぐり、そして海自と米軍の基地開放と、気づけば怒涛の１日になっていた。