■旅日誌
[2018/2] ハイグレード車両「なごみ」でいく日光東照宮
(記:2018/10/7 改:2021/8/7)
(記:2018/10/7 改:2021/8/7)
日帰り
実はこの日の2週間ほど前、夏休みの残りを消化するつもりだったのだが、やむなく予定をキャンセルし、そのリベンジというわけではないが、プチ逃避行をすることにした。結果的に保険をかけておいたような格好になったのだが、今回はお召し列車にも使われるE655系に乗って日光を往復。定期運用する列車ではないので、ツアーを利用しての乗車だ。ハイグレードを名乗るだけあって、企画ものといってもいつも敷居が高く、なかなかチャンスがなかったのだが、たまたま見つけたクラブツーリズムの日帰りツアーに参加してみた。
今回の行程は、上野駅を8時頃に出発し、宇都宮線、日光線を経由して10時半過ぎに日光へ到着、日光東照宮で3時間弱の自由時間となり、帰路は15時前に日光を発って18時には上野に戻ってくる。日帰りにしてはそれなりに値が張っていて、ある種憧れの列車なので、まぁ許容範囲といったところだろうか。特別な列車だということについては敢えて説明する必要もないと思うが、ピッカピカの車体にまるで新車のような内装、、、気が付けばデビューして10年以上経つのだが、まったくそんなことを感じさせないのは流石としか言い様がない。(余談:以前、日光線を利用したときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
ところで、今回の行き先の日光東照宮だが、機会があれば平成の大修理を終えた陽明門でも…と思っていたところで、そもそも前回いつ行ったか記憶も怪しく、今日こうして見学できたのはちょうどいいタイミングだったかもしれない。お決まりの三猿、眠り猫、鳴龍などひと通り見学してまわる。まだ時間があったので、続いて二荒山神社まで足を延ばしてみた。真冬のこの時期は都会とは気温もぐんと低く、境内の中はより寒々としていた。そして昼食代わりに軽くゆばそばをいただいてひと息つく。その後で輪王寺によってみたが、こちらも三仏堂が大修理中、もう間もなく終わるとのことだったが、普段見られない角度で阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音の三尊を間近で拝めたのはちょっと得した気分だった。最後に神橋まで行ってみて、ツアー集合場所から日光駅へ戻ってきた。