■旅日誌
[2019/7] 秋田港クルーズ列車
(記:2021/5/1)
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乗りつぶしもネタが尽きてくると、普段乗れない…というフレーズについつい食指が動き、今回は秋田港クルーズ列車に乗って秋田港海の祭典(マリンフェスティバル)へ行ってきました。
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 日帰り
ルート概略
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秋田港クルーズ列車、秋田港、秋田港海の祭典・マリンフェスティバル
今回乗ろうとしてる秋田港クルーズ列車は、秋田港に入港するクルーズ客船のためにJR東日本が最近走らせるようになった列車で、秋田駅のひとつ隣の土崎駅から貨物線に入り秋田港駅まで運行される。年に1回、今年もマリンフェスティバルに向かう足としてツアー扱いで切符が発売されたわけだが、何十万も払ってクルーズ客船に乗ることはまずないだろうし、まぁ貴重な機会ともいえる。とはいえ、わざわざそれだけのために東京から日帰りするというのもどうなんだろうか?(苦笑)
秋田港クルーズ列車・マリンフェスティバル号
それはさておき、まずはこまち1号秋田へ。途中、仙台や盛岡で大きく人が入れ替わったりと、朝からほぼ満席の盛況ぶり。心配だった天気も大丈夫そうで、秋田到着後、早速、お目当ての列車へ乗り継ぐ。団体専用列車マリンフェスティバル号として運転されるこの列車は、元リゾートしらかみ・ブナ編成のリユースで、そういえば当時乗ったことがあるような気がする。土崎までは奥羽本線を快調に進み、左に大きく回り込みあとは自転車並みのスピードでソロソロと進み、信号待ちだの何回か停車を繰り返し、列車秋田港駅へ到着した。終着の秋田港駅は正式な旅客駅ではないのだが、駅名標付きプラットフォーム空調の効いた待合室もあって、これはもう立派な駅だった。そんなこんなで15分の不思議な旅はあっという間に終了してしまった。
道の駅あきた港・ポートタワー・セリオン
さすがにこれだけで帰る必要もなく、折角なので海の祭典を見学することにした。まず最初に、道の駅あきた港「ポートタワー・セリオン」へ向かう。100メートルのタワーは無料で見学ができてしまうという何とも太っ腹、、、先ほど乗ってきたクルーズ列車上からお見送りする。何も考えずに展望台まで上ってきたが、なかなかどうして、だけでなく、遠くの景色も十分に堪能することができた。タワーを下りてきて散策を続ける。いつものように天気予報はいい方に外れ、気温はぐんぐん上昇、外を歩いてるだけでダラダラと汗が吹き出してきた。
ポートタワー・セリオンからの眺め
その後、もうひとつ楽しみにしていた海上自衛隊護衛艦すずつき」を見学していく。海上保安庁巡視船は事前予約制だったのだが、こちらは艦内が一般公開されている。そういえば、この間中国の青島に派遣されていたのは、このだったっけ…。ところで、セリオンに隣接された施設には、天ぷらそば天ぷらうどんレトロ自販機があって、先日の行田に続いて試してみた。実は着いた早々天ぷらそばをいただいたのだが、帰りがけについつい天ぷらうどんをおかわり…。ドキュメント番組なんかでも紹介された佐原商店は閉店してしまい、こちらに移されたのだが、ぽつぽつと人がやって来て結構な人気ぶりだった。
海上自衛隊・護衛艦すずつき
そのあともしばらく近くを散策したりして時間を過ごした後、帰りももちろんクルーズ列車秋田港から秋田駅へ戻っていく。列車の切符はびゅう商品として販売されたもので、駅ビルで使える500円分のクーポン券付きで往復1200円とまぁ、良心的な価格だった。今日も日帰りなので、まっすぐ秋田から戻らないといけないのだが、帰路は新幹線ではなく空路ANA便を予約、上空からマリンフェスティバル会場で花火が上がっていたのがかすかに見えた。ちなみにレジ番号はJA77ANとどこか縁起のよさそうな番号、そうですか、御召フライトを担当したことのある機材でしたか…。ん、ちょっと待てよ、これが生涯300回目のフライト??さて、次はどこに行きましょうか。
秋田港クルーズ列車・マリンフェスティバル号