■旅日誌
[2012/9] 旬の初物、穏座の初物
(記:2012/10/14 改:2021/8/8)
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9月とはいえ暑い日が続き、何を思ったか「北海道なら少しは涼しいかな?」と考えてるうちに突如、渡道を決意、夏休みがなかったせいもあって思い切って遠征することにしました。相変わらずの無計画ぶりで何をするのか決めていませんでしたが、折角なので往復にはLCC2社を利用しています。それとついでといっては何ですが、国鉄時代の旧塗装に戻された711系にも偶然出会うことができました。
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 1日目
ルート概略
【寄ったところ、乗ったもの】※詳細はこちら
GK113、新千歳空港、室蘭本線/711系、東室蘭
やっぱり成田は遠かった。安く上げるためなら多少は努力せい!ということかもしれないが、今回は成田便のLCCを利用することが目的だったりする。先日の関西-長崎では、ひと足先にデビューしたPeachに乗ってみたが、初物見物がてら後発の2社、JetstarAirAsiaに乗ってみようと思う。そんなわけで正直なところ行き先は二の次、、、候補地は沖縄、福岡、札幌の3ヶ所だったが、まだまだ暑い東京を避けるべく無難なところで札幌を目指すことにした。まぁ折角だし、北海道にしとけばいいんじゃない?と、何も準備せずかなりぐずぐずのまま当日を迎えてしまった。とはいうもののタイミングだけは少し考えて、往路でJetStarGK113便を予約、10時半頃に発って正午過ぎに新千歳に着く予定でいる。ただ安いからといって6時代の成田というのも現実的ではないし、ましてやわざわざ前泊というのは違う気がしたので、とりあえずこの便にしておいた。
成田空港
ことのついでと言っては何だが、往復の足についても安上がりな手段を画策しつつ今回はアクセス特急を使ってみることにしている。スカイライナーに比べ時間は余計にかかってしまうが、地下鉄から直通しているので乗り換えの手間がはぶけるというメリットはある。ただひとつ、特に気をつけなければならないのは時間厳守は絶対であること、、、どのLCCも1分でも遅刻すると門前払いをくらうのでこいつは要注意だ。成田は都心から離れてるし、電車の本数も限られてるので、とにかく余裕をもっておかないと危なくて仕方がない。羽田だったら電車もモノレールもバンバン来るし、仮にタクシーを利用したとしてもまだ許せる範囲にあるが、成田となるとそうもいかない。LCC自体も時刻遅延やフライトキャンセルなどリスクを抱え込んでるので、もしかしたらタイトなスケジュールを立ててしまう人間にとっては不向きなのかもしれない。まぁ、今回は振替休日の平日にお休みがとれたという事情もあって、いつもよりのんびり行こうと思う。
Jetstar・GK113便・新千歳行き
別に海外に行くわけではないでパスポートを持ってるでもなく、改札口でのチェックでは免許書を提示しておいた。新興LCCが入ってるのは第二ターミナルで、とりわけ国内線のカウンターは分かりにくい場所にあった。どういうわけか、これまで成田の国内線といえば第一ターミナルばかりだったので、余計そう感じたのかもしれない。Jetstarのコーポレートカラーでもある鮮やかなオレンジのカウンターは真新しい装いで、不安げにやって来た予約客を受け入れていた。預ける荷物がなくても、搭乗前には必ずここに立ち寄って審査を受けなければならないらしい。あとはいつも通り、セキュリティーチェックを受けて先へ進む。こじんまりとした2タミの国内線バスラウンジは、別の便の搭乗客も入り乱れてて少々混雑していた。
GK113便の機内の様子
出発時刻が近づき、呼び出しがかかり搭乗機へ向かう。Peachのときもそうだったが、時間の管理は厳しく座席の位置でバスに乗る順番をきっちり振り分けていた。バスはエプロンサイドを進み、親会社でもあるQANTAS機の向こうにJetstarA320が見えてきた。これから乗り込む機材のレジ番号はJA01JJ、1号機のようだ。タラップは前方一箇所で、さほど混乱するわけでもなく180ある座席は徐々に埋まっていった。順調にドアクローズ、迷路のような誘導路をだらだらとタキンシグしたあと、B滑走路を北に向けて離陸する。その後も前線の影響で揺れを感じたものの、新しい機材のキャビンはこぎれいで、それほど長時間のフライトでもないのでガマンの範囲と割り切る。手持ち無沙汰というわけではないが、機内で売っていたオレンジデニッシュとコーヒーのセットを買ってみる。ワンコインメニューという気軽さがウリのようだが、気圧の関係でパンパンに膨れ上がった袋とお湯で溶いてもらったインスタントコーヒーはそれ以上でもそれ以下でもなかった。ここのところ北海道は大雨続きで天気が心配だったが、左手には支笏湖と遠くには羊蹄山の姿も見ることができた。やがて苫小牧の上空を通過、この景色を目にすると北海道へやって来たなと実感する。GK113便新千歳に着陸したのはなんと定刻よりも20分も早く、ゲートに着いた時刻も15分早着と案内されていた。LCCといえば遅延がつきものだが、まるでウソのように早く着いてしまった。
新千歳空港
新千歳空港では、LCCでもボーディングブリッジが使用されていた。となりのスポットには関空へ折り返していくPeach便が控えている。これからは、こういった光景が日常的に見られるようになるのだろうか?大幅な早着に拍子抜けしてしまったが、とりあえず空港から移動してしまおう。快速エアポート南千歳に移動し、札幌とは逆の方向を目指すことにした。乗り継ぎにはしばらく時間があるようで、ぼんやりしながら待合室で次の列車の到着を待つ。しまった、こんなことなら空港でお弁当でも買っておけばよかったか?2、3分の遅れで苫小牧行きの普通列車がやって来た。先程、上空から見渡してたあたりを列車は進み、20分ほどで苫小牧へ到着してしまう。もう少し先へ行ってみようとすると、、、次の電車は1時間後、急ぐ旅でもないし、まぁいいか…。手持ちの切符では改札の外には出られないので、改札の内側で駅弁でもと思って様子をうかがっていると、ちょうどいまあっちからやってきたおばちゃんが最後のひとつを買っていってしまった。まぁ、何と間の悪いこと…。軽い失意を感じつつもやむなくホームに戻り、何となく目の前の留置線に停まってる赤い電車を眺める。もしかしたら、次はこいつに乗るのかな?
711系・S-102編成
予想通り、その電車が遠くで入替えしてホームへとやって来た。国鉄時代を髣髴させる昔ながらの鋼製の車両に乗り込む。そう、しょっちゅう北海道に来てたわけでもないが、この711系は見かけたことはあっても乗った記憶がない。東京近郊だと111系や115系といった車両はめっきり減ってしまったが、北海道の電化区間である室蘭本線函館本線の一部区間ではまだまだ現役で頑張ってる姿を目にすることができる。781系が現役を退き、普通電車にも新しい車両が次々と投入される中しぶとく残ってるかのようだが、こちらも車齢を考えると先細り感は否定できない。次のダイヤ改正では室蘭本線からは退き、最近電化された学園都市線へ移ることが決まっている。こうしてやって来たのも何かの縁というか、711系で室蘭方面へ向かうこととにした。ローカル線が行き交う苫小牧駅を出発すると、やがて車窓には海沿いの景色へと変わる。う~ん、あらためてさっきの"ほっきめし"が恨めしく思えてきた。(後日談:残念ながら711系は2015年3月をもって引退しました。)
室蘭本線・苫小牧
降雪時に合わせたダイヤのためか、駅到着の際には早めに減速し心なしかゆったりとしたペースに感じた。1時間ほどして列車東室蘭へ到着する。ここから再び来た道を折り返してもいいのだが、ちょっぴり趣向を変えて札幌まではバスで移動することにした。記憶の中にある東室蘭駅とはちょっと印象が違ったが、駅前近くでカレーラーメンの文字が目に入り、ちょっと遅めの昼食にしておく。どこで見かけたか忘れてしまったが、そういえば東京でも室蘭カレーラーメンというメニューを見たことを思い出す。味噌ベースにするか、しょう油ベースかたずねられ、とりあえず味噌を選択、カレー+ラーメンというのも想像できるようなできないような、まぁ、カレーうどんがあるのだから、そう考えればこれはこれでアリだろうか。しばらく時間がかかるとのことだったが、それ程待たずにその"カレーラーメン"は出てきた。さて、まずは気になるスープから、、、国民食(?)同士のコラボなんだからマズイわけもなかろう、いや寿司+カレーは無粋だろう…などとわけの分からないことを考えてるうちに完食、ご馳走様でした…。さらに駅とは反対方向に向かい道南バスターミナルの方へと歩いていく。ちょうどうまい具合にあと数分で次の札幌行きがやってくるところだった。
室蘭カレーラーメン
室蘭=札幌を結ぶ都市間高速バスには白鳥号という愛称がついていた。ダイヤを見ると1時間に1本程度の運行で道南バスのほか何社かで共同運行の形態をとってるようだ。東室蘭のバスセンターを出発したあと、国道36号に出ると室蘭本線と併走するところがあり、偶然にも先程乗ってきた711系が折り返しの苫小牧行きとしてこちらを追い抜いていく。白鳥号は室蘭市内を起点として登別まではバス停が点在していて、ぽつぽつと客を拾ってくうちに車内は満席になっていた。その後バスは道央自動車道を経由し札幌市内へと向かう。9月とはいえ確実に日は短くなってきていて、道央道を走ってるうちに日は暮れてしまった。札幌南ICで一般道に出たあと、何ヶ所か経由して終着の札幌駅へと向かう。そうか、今日は平日だから交通量も多いのか…。遅めのお昼のせいか、さほど空腹感もなく、とりあえずこいつでも飲みながら明日の予定を立てることにしよう。
道南バス・白鳥号
 2日目
ルート概略
【寄ったところ、乗ったもの】※詳細はこちら
札幌、函館本線/711系、野幌森林公園、JW8528
明けて2日目、折角北海道まで来たというのに今日も何か目的があるわけでもない。昨日は711系に乗ってちょっぴりノスタルジックな旅を味わったが、もう少し追いかけてみることにした。昨晩は北海道の定番を片手に711系が充当されるスジをネットで調べてみたところ、朝の早い時間に岩見沢から先の滝川・旭川方面へ向けて、長距離を走る列車が設定されているのが目に付き、そいつに乗ってみようと思う。列車番号でいう2149Mは、どうやら711系の主戦場(?)である岩見沢以東に対する送り込みも兼ねた形で、小樽から旭川までの170キロを4時間半かけて走っている。ちょっと時間がかかりすぎのようだが、途中岩見沢では30分停車して後ろ3両を落とし滝川でも40分停車するダイヤになっていた。当初、9時に札幌駅から乗ろうと考えていたが、少し早起きして小樽まで行ってみることにした。
711系・S-114編成
朝7時に札幌駅へ向かう。昨日とは打って変わってカラッとした晴天が広がっている。気温も暑からず、寒からず心地よい。先のことは決めてなかったが、とりあえず道央版の一日散歩きっぷを買っておく。札幌7:15発の125M小樽で折り返して例の2149Mとなるので、とりあえずこいつに乗ってしまおう。3+3の6連でやってきたうちの後ろ3両は、最近旧塗装にも戻されたS-114編成で、小樽折り返しの2149Mでちょうど乗る方の編成だ。ちらっとでも見ることができたらいいなぁ~と思ってたが、期せずしてこいつに乗れるとは、毎度ながら自分の引きのよさに感心する。
函館本線・小樽
札幌駅を出発し、しばらくは北海道らしい整然とした街並みが続く。札幌方面に向かう列車も、今日は土曜日なのでそれほど混雑はしてない。こちらの711系とは対照的に、すれ違う列車はどれもいまどき風のきれいどころばかりで、気動車と電車の混成編成なんかも見かける。銭函駅を過ぎるとやがて車窓には石狩湾の景色が広がる。右に左にと適度にカーブがある路線を列車はさらにスピードを上げて走っていく。早起きは三文の得、、、ちょっとご褒美だろうか?やがて列車は小樽駅へ到着。折り返しの時間は7分しかなく改札の外に出る余裕はなさそうだので、これから先頭に立つS-114編成の正面だけ眺めておくと、朝日に照らされた表情はどこか凛々しくもあった。このS-114編成は去年原色に戻されたS-110編成とともに、現存する711系のなかでもオリジナルの形に近いという。中には無理矢理3ドア化されたものもあったりするのだが、冷房装置は搭載されず車内も急行とて使える構造のままになっている。711系は1M2Tの3両を1ユニットとした交流電車で、客室窓が二重窓になっていたり、足回りの雪対策など北海道向けに耐寒対策がとられた頑強な車両だといわれている。実際乗ってみて気がついたのだが、同時期に作られた直流近郊形電車に比べるとモーター音やブロワー音は静穏で、おまけに加速も滑らかで乗り心地は断然上のような気がした。そんな理屈っぽい話は抜きにしても、昔ながらの扇風機やずらっとならんだボックスシートは古きよき時代の旅気分を思い起こしてくれる。北海道らしい広大な景色を眺めながら過ごす時間はとても穏やかで、何だか得した気分になれた。
711系・S-114編成
2149Mは8時過ぎに小樽を出発したあと再び海沿いを走り、途中快速などに抜かれながら札幌へと戻ってきた。やはり土曜ということもあって混雑することはない。さらに1時間ほど走って岩見沢へ到着する。30分の停車の間、後3両が切り離される。作業中も特急を先行させたりして、相変わらずのんびりペースだ。おかげで、少し離れた場所から写真を撮ったりする時間ができてありがたいのだが、思えば汽車旅とはこういうものではないだろうか?10時半になって列車は岩見沢駅を出発、牧歌的な風景の中をさらに東へと進む。そして1時間もせず滝川へとやってきた。ダイヤ上はここでまた40分の時間調整となり、これでは走ってるのと停まってるのと同じくらい時間を費やしてるではないか…。(苦笑)もう少し粘って旭川を目指してもいいのだが、1日散歩きっぷの範囲がここまでなのでとりあえず今日は滝川で折り返すことにした。
函館本線・岩見沢
まだ長時間停車中の2149Mをあとに別の711系の普通電車で来た道を戻る。昨日から数えて3本目、、、すっかり711系ハシゴになってしまったなぁ~。岩見沢到着後、すぐに接続する普通電車に乗り換え、森林公園駅で途中下車してみた。特にあてがあったわけではなかったのだが、いつだったかここら辺に見えた高い塔のことを思い出し、とりあえず行ってみようと思う。その塔とは北海道百年記念塔のことで、野幌森林公園の中にある。からは歩いて行けそうな距離にあり、普段の運動不足解消にもよかろうと思い徒歩で向かう。目的物は目立っていたので特に迷うことなくやって来ることができた。
函館本線・滝川
北海道百年記念塔には途中まで登ることができるようなので、とりあえず中を見学しておいた。景色を見たりしている間も人の姿はほとんどなく、寂しい場所と言ってしまえばそれまでだが、まぁ細かいことは気にしない。さてと、折角ここまで来たのでもう少しまわって、北海道開拓の村まで足を延ばしておくことにした。林の中の道を抜け、もうしばらく行った先に開拓の村はある。ちょっと歩き疲れたので、見学前に村の"食堂"で昼食にしておこう。開拓時代の食事を再現したといわれるらしいのだが、よく分からない。開拓の村には古い建物が移築されていたり、馬車鉄道が走っていたりと開拓時代の様子を垣間見ることができる。建物の中も昔の様子が再現され当時の雰囲気が伝わってくるように工夫されていた。思ったより建物の数は多く、隅から隅まで念入りに見学し出すと切りがないようで、急に天気が怪しくなってきたため早めに切り上げることにした。
函館本線・岩見沢
遠くで雷鳴がとどろく中、再び歩いて森林公園駅まで戻ってきた。もともと何か目的があったわけでもないので、このまま新千歳まで行ってしまおう。札幌駅で次の列車を待っていると、ちょうどカシオペアが出発するところだった。スーパーカムイとしてやって来た列車はここから快速エアポートに名前を変えて新千歳空港へと向かう。特急券なしで789系車両を利用できるのはとても乗り得感があり、今日のように一日乗車券でそのまま乗れてしまうのはありがたい。先程、寄ってきた北海道百年記念塔を遠くに見ながら列車は千歳線へと入っていった。
野幌森林公園・北海道百年記念塔
復路ではAirAsiaを利用することにしていた。こちらも就航したばかりの新興LCCだが、予備機なしのまま2機をフル稼働させている。AirAsiaマレーシアを中心として路線展開を図っていたが、ANAと資本・業務提携して日本にも進出してきた。今後は機材を増やし海外路線も充足させるという。行きと同様、帰りも成田空港へと戻ることにしている。ただ、昨日とちょっと違うのは、既に40分ほど遅延していることが告知されている。まぁ、その程度なら盛り込み済みなので、これ以上遅れないことを祈るばかりだ。そんな状態でも手続きは定刻通りに打ち切られてしまうので、セキュリティエリアでの拘束時間が長いのにはちょっと嫌気がさしていた。おまけに、各社のカウンターの場所は分かりづらく会社ごとにセキュリティゲートが指定されてるなど、新千歳の案内も決していいものとは言えない。ようやく機材が到着したときは外はすっかり真っ暗になってしまい、建物の中からは搭乗機の様子はよく見えなかった。予約したJW8528便には2号機=レジ番号JA02JAが就いており、ボーディングブリッジから搭乗することになる。
北海道開拓の村
他のLCC同様、機材はA320で座席数もほとんど差異はない。ただひとつ目立つのは赤いジャケットのCAさんで、化粧は派手目で茶髪もOK、体のラインにフィットしたコスチュームは海外のAirAsiaグループ共通の装いらしい。だからといって、ただチャラチャラして手を抜いてるわけでもなく、きびきびと動き回る姿は好感をもてる。どこぞのエアラインのように安全やサービスよりも安さを全面に押し出すくらいなら、こちらの方がマシのようにも思えてくる。それと機内誌が本家AirAsiaのもので、英語だけだったがこれは読んでて楽しかった。毎度のことながら話のネタ程度と思って、試しに食事の予約をしてあった。機内食と呼ぶには微妙な感じで、コストパフォーマンスを考えると決してよいとは言えないが、飲食物の持ち込みは認めてないらしく、ちょっと課題が残るような気がする。(後日談:その後、AirAsiaは、ANAとの提携を解消し別々の道を歩むことになりました。)
AirAsia・JW8528便・成田行き
結局、成田には40分ほどの遅れのまま到着、前後2ヶ所からの降機となった。それにしても、羽田と違ってここから東京まで戻るのかと思うと気が重くなるなぁ~。帰りもいつもと違う方法を試そうと思い、京成バスシステムの東京シャトルを利用してみたが、これが大外れ。バス自体は新しいようだったが、空港を出たあと東京駅に到着するまで「京成バスのうた」とやらが車内に流されたままで、疲れて帰って来た身にとっては拷問のような1時間だった。デビュープライズ=800円をウリにしていたがもう二度と乗りたくはない。(蛇足:単なる操作ミスであって欲しいかったので、京成バスのサイトに報告メールを出しておきましたが…真相は分かりません。)そんなわけで、成田は遠すぎるし、帰りのバスでは拷問のようなひどい目に遭うし、やはり安いということはそれなりに代償があるんだなと実感する旅になってしまった。
JW8528便の機内の様子