■旅日誌
[2024/8] のんびり旅~おいこっと
(記:2025/1/18)
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前回に引続き細切れに2日間だけ取った夏休みの後半戦です。急遽、思い切って飯田線のおいこっとに乗車することにしました。お盆休みなので八方塞がりかと思いきや、意外とすんなりチケットを押さえることができました。
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 日帰り
ルート概略
【寄ったところ、乗ったもの】※詳細はこちら
長野、飯山線、おいこっと、十日町
ほんの思いつきで明日のおいこっとの空席照会をかけてみると、千曲川側のボックス席に残席1があり、久々に勢いだけでポチッとな…と押さえたのはよいが、、、まぁ長野出発が9時過ぎなので6時台の新幹線に乗れば間に合いそう。問題は帰りの手段だが、ほくほく線越後湯沢へ抜けて上越新幹線はというと、、、うん、列車を選ばなければ何とかなりそうだ。こんな感じで急転直下スケジュールを決定し、前日のうちに紙の乗車券を発券するために駅へ走ることにした。
あさま651号
以前やらかしたことがあったので寝坊だけが心配だったが、無事に東京駅へ到着。今日はお盆のUターンラッシュが予想されているものの、この時間はまだ騒がしさは感じられない。とはいえ混雑を避けるため、長野行きのあさまに乗るつもりだったが、定期列車の前の臨時便に間に合いそうだったので、そちらへ乗ってしまうことにした。あさま651号の自由席の着席率は終始1、2割程度とガラガラ。折り返し上り多客輸送のための送り込みといったところだろうか。おかげで長野駅にはおいこっとの出発1時間前に着くことができた。
おいこっと
観光列車おいこっとは、東京(TOKYO)の英語表記を反対(OYKOT)にしたもので、土休日や多客期を中心に長野十日町の間を1往復している。アイボリーエンジ色のカラフルな車体の内装は、飯山線という田舎をイメージして古民家風に改造されている。時折、普段の定期列車の運用にも入るらしいのだが、全席指定の臨時快速列車として2両編成で運用されている。実は何年か前に「雪のおいこっと」という列車名で運転されていたときに予約を取ったことがあったのだが、大雪のため運休。いつかリベンジしたいと思っていた。向かいのホームでおいこっとが入線してくる様子を見届け、早速列車に乗り込むことにしよう。列車は定刻で長野駅を出発、厳密には豊野駅まではしなの鉄道の北しなの線なのだが、実際にはシームレスに運用されているのでそのようなことを気にすることなく列車北上を続ける。
おいこっと・車窓の千曲川
やがて列車飯山線の主要駅飯山に到着、朝早かったこともあり笹ずしを調達、車内販売でシードルを購入して旅気分を盛り上げる。15分ほどの停車時間でちょっとしたおもてなしが行われていた。それにしても何もなかった駅が新幹線の開業でこんなに立派になってしまうとは…。(後日談:バラ売りしていた不格好なりんごを時期ではなかったので1個だけ買ったのですが、さすが地元でだけあってとてもおいしかったです。こんなことならもっと買っておくべきでした。)車窓には変わり映えのない千曲川景色が続き、でも逆に軽い酔いも手伝ってそれが心地よかった。森宮野原停車したあとも、車内イベントで賑やかになったりと、2時間半ほどの田舎時間はあっという間に過ぎていった。
おいこっと・車内の様子
折角の十日町ではあったが、今日は寄り道せずにほくほく線に乗り継いで越後湯沢へ抜けていく。とその前に、軽く何か食べたくなったので駅高架下にある駅そばに立ち寄る。その後のほくほく線普通列車は座席に座りきれないくらい混雑していたが、北陸新幹線開業前の黄金ルートを40分程かっ飛んで越後湯沢へ到着。この駅に立ち寄るのも久々だった。
おいこっと
タイミングよく乗り継げる上越新幹線の列車に空席はなく自由席もあてにできないので、次の全席指定のとき62号で帰ることにしていた。やはりこういうときの狙い目は臨時列車、、、キャンセルで流れてきた席だろうか前日でもわずかに残席があったが、乗車時点では満席とのこと。昨日の今日だったので、最悪1時間強なら立って帰ることも頭をよぎったが、無事に窓側席にありつけたのでこれでよしとしよう。そんな感じで東京駅には定刻の15時に到着、今回も乗ってるだけの1日になってしまったが、まだ日が高いので、ちょっと寄り道してみるかな?
ほくほく線